ハンドメイド女子が次に狙うのは「つまみ細工」かぁ?!
ブーム来てる気がするのは私だけでしょうか?
浅草橋は定期券の範囲内ということでたまにふらふらする。HULIC HALLができてから人の流れが変わった。定食屋や古臭い呑み屋がおしゃれなワインバーやイタリアンレストランになり、呑み屋は粋な立ち飲みやになって若者で溢れている。街自体が変わってきた。
しかし、その反対側は相も変わらず手芸女子の聖地。KIWAやシモジマなどが軒を並べる。その一角のハズレの蔵前通り近くに最近人気のつまみ細工の「つまみ堂」がある。
実は、わたしも全く知らなかったが、着物女子に頭にデカイ花をつけるのが流行っているとのうわさ話にちょこっと調べてみた。そして思った。これは来る!と。
体験レッスン参加
早速、体験レッスンに参加してみたよ。何点かサンプルがあり、その中から何を作るか決める。わたしはお花のついたパッチン留めにした。
まずは、花びらになる布を5枚と練習用の布を2枚選ぶ。…5枚の花弁だけど、よく見たら渋いね~。
先生はわたしたちが布を選んでいる最中にあるものを練り練りしてました。それは、でんぷん糊。それをかまぼこ板のような板に分厚く塗る!べっとりと塗るんです。そしてつまんだ花弁を並べていきます。これは人様のブログの写真ですが、こんな感じです。
http://blog.goo.ne.jp/hiba152/e/63e0018e296017cb0e9621377a634b4f
より
で、このでんぷん糊が意外と大切。ボンドだと速乾性があるためやり直しがきかない。でんぷん糊だと乾くのが遅いので台座に乗せてから調整がつく。やり直しがきくってことです。この糊もまた布によって糊がしみこむスピードが違うのでそれに合わせて解く必要があるとのこと。
はぁ~・・たかが糊、されど糊って感じでした。
さらに花弁に使う布もレーヨンやナイロンは向かないとのこと。なぜなら糊がしみこまないから。正絹、綿、着物地などがいいらしい。さまざまなことをお聞きしてきました。
あ、糊の話ではない!つまみの話をせねば。
正方形の3cm角の布をこう持って、ピンセットをこうあてて、こう折って・・無駄ないプロの手わざを伝授されながら布をつまみ、糊の海へドボン。これを繰り返す。これがつまみ細工です。
そして、パッチン留めの台座へ並べる。
こんな感じに並べます。最後に中央にパールなどをボンドで張り付ければ完成。所要時間、40分くらい。
体験を受けている最中もどんどんハンドメイド女子が店内へやってきて、店内は大混雑。その中を愛想よく話して飛び回るのが、つまみ男子の社長。とても人柄がよさそうな方です。お店の店員も親切でなかなか良いお店でした。